Blog司法書士

2011年9月15日 木曜日

債務整理あれこれ~どんな手続きがあるの?

借金と一言で言ってしまうとどうしても悪いイメージを持たれてしまいそうですが、最初から返せないと思って借りたり、買ったりする人はいません。

漠然であったとしても、その時は返せると思っていたはずです。


電化製品や自動車、マイホームの購入等、一度にまとまったお金がなくても、分割払いで高額なものを手に入れることができる時代です。

しかし、景気や社会情勢の変化により収入が減ってしまうことや、どうしても必要な緊急な出費などで当初の計画との差が生じ、債務を溜め込んでしまうことは誰にでも起こりうる事態だと思います。


そういった返済困難に陥ってしまった債務を整理する方法が用意されているわけです。

その債務整理の方法とは、


1 破産

  借金は基本的に免除されます。

  あくまでも国が法律で認めた制度です。

  条件をみたすのであれば、利用することは悪いことではありません。仮に借金が永遠に免除されないとなると、人間は犯罪を犯してでも返済をしなければいけないという心境に陥る可能性があります。

  国としてもそんな犯罪大国になるよりは、破産を認めた方がよほど国益になると考えているはずです。


2 個人(民事)再生

  細かいところはホームに譲るとして、簡単に説明すると、借金が5分の1に減るという制度です。

  多額のギャンブルや投資などで借金が膨らんでしまい、破産するにしても肝心の免責がされない(浪費などが目立つ場合は、債務が免除されない場合があります。)ことがあることから、そのような方でも利用できるように創設されたのが、再生手続きです。
  住宅ローンを返済しながら他の借金を5分の1にすることもできるので、住宅を守る手続きとしても利用価値は高いです。

3 任意整理 (および過払金返還請求

  利息制限法に定められた最高の利率を超える高金利で借り入れをしていた場合、本来支払う必要のない利息を支払ってきたことになります。

この本来支払う必要のなかった利息を元金の返済に充てたことにすれば借金は必ず減ります。

その計算をしたうえで、減ったあとの残金をどのように払っていくかを各債権者と話し合って返済計画を立てる手続きが任意整理です。

将来の利息をカットして再生計画をたてれることが多い点が、とても利用価値の高いところです。

最近では、この点(将来利息のカット)だけを目当てに任意整理することも少なくありません。

返済は驚くほど楽になります!


「本来支払う必要のなかった利息を元金の返済に充てたことにすれば、借金は必ず減ります。」と言いましたが、これが行き過ぎた状態が「過払い」です。

元本が計算上なくなってしまったあとも返済を続けたことになるわけですから、これは全額返金してもらえるはずだという考え方です。

最高裁判所も認めたものであり、もはや一般化していますね。

過払いになっている相手からは返金を受け、債務が残る相手には、できる限りの返済計画を提案し、生活再建を試みるというのが、任意整理の王道です。



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投稿者 芦屋「阿部・上野司法書士法人」

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